F-35C、将来のUSSジョン・F・ケネディで初の着艦を完了

米海軍のF-35Cが、艦載型ステルス戦闘機として初めて、将来のUSS ジョン・F・ケネディ(CVN 79)にアレスティング・ワイヤーを使って着艦した。これにより、同機とフォード級空母の試験は新たな段階に入った。

着艦は10月13日、西大西洋で実施された。現在進行中の航空機適合性試験キャンペーンの一環で、海軍の最新空母設計に搭載された先進システムとF-35Cがどのように運用されるかを評価するものだ。

先進的な発艦・回収システムを試験

航空試験評価飛行隊23(VX-23)のF-35C試験パイロット2人が、試験のため空母へ飛行した。評価チームには、パタクセント・リバーを拠点とするF-35統合試験部隊の要員も含まれ、特殊な計測機器を搭載したF-35Cを使用している。

海軍航空戦センター航空機部(NAWCAD)航空試験評価飛行隊23(VX-23)のF-35試験パイロットが、2026年10月13日、西大西洋でF-35CライトニングII戦闘機をPCUジョン・F・ケネディ(CVN 79)へ飛行させている。F-35Cがフォード級空母に着艦するのは今回が初めて。艦に派遣されたパタクセント・リバーのF-35統合試験部隊(ITF)が、特殊な計測機器を搭載した同ステルス機の艦載型を使い、航空機適合性試験(ACT)を実施している。ACTは、艦の航空機発艦・回収装置と米海軍機の運用上の能力を評価する。
2026年10月13日、西大西洋でVX-23のF-35試験パイロットがPCUジョン・F・ケネディ上空をF-35Cで飛行する。米海軍

フォード級は、従来のニミッツ級設計で使われていた蒸気カタパルトと従来型のアレスティング装置を、電磁カタパルトと先進的なアレスティング装置に置き換えている。航空機が安全に艦上へ回収されることを実証するのは、将来の空母航空団運用にF-35Cを統合するうえで重要な工程だ。

公開された映像には、2機のF-35Cが活動に参加している様子が映っていた。1機は艦上に着艦し、もう1機は外部に不活性のJoint Direct Attack Munition爆弾を搭載している姿が撮影された。

空母、洋上試験段階へ

海軍は8月の受領試験を経て、9月29日にNewport News ShipbuildingからCVN 79の予備受領を行った。この段階により、造船所が最終的なシステム試験を完了する一方で、艦と乗員は洋上試験を実施し、運用能力を高められる。

海軍航空戦センター航空機部(NAWCAD)航空試験評価飛行隊23(VX-23)のF-35試験パイロット2人が、2026年10月13日、西大西洋でF-35CライトニングII戦闘機をPCUジョン・F・ケネディ(CVN 79)へ飛行させている。F-35Cがフォード級空母に着艦するのは今回が初めて。艦に派遣されたパタクセント・リバーのF-35統合試験部隊(ITF)が、特殊な計測機器を搭載した同ステルス機の艦載型を使い、航空機適合性試験(ACT)を実施している。ACTは、艦の航空機発艦・回収装置と米海軍機の運用上の能力を評価する。
2026年10月13日、西大西洋でVX-23のF-35試験パイロット2人がF-35CをPCUジョン・F・ケネディへ飛行させる。米海軍

将来のUSS ジョン・F・ケネディの正式引き渡しは2027年春に予定されている。F-35Cの回収成功は適合性キャンペーンの終了を意味しないが、フォード級の運用の中核となる航空機と空母の組み合わせを早期に実証するものだ。

この節目が重要な理由

F-35CはJoint Strike Fighterの艦載型だ。フォード級との統合が注視されているのは、同級の艦が、旧式の米空母で使われてきたものとは大きく異なる発艦・回収技術を導入しているためだ。

アレスティング・ワイヤーを使った着艦は、空母航空における中核任務の一つである。航空機のテールフックが制動索を捉え、飛行甲板上で戦闘機を急速に停止させる。10月13日の出来事は、プログラムが空母建造とシステム試験から、F-35Cが艦の回収装置とどのように連携するかを実際に試す段階へ移行していることを示す。

  • 着艦は西大西洋の将来のUSS ジョン・F・ケネディ上で行われた。
  • VX-23のパイロットとF-35統合試験部隊が適合性評価を実施している。
  • CVN 79は2027年春に正式引き渡しを受ける見込みだ。

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