カリフォルニアからまた一つのStarlinkミッションが予定される
SpaceXは、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地から25基のStarlink V2 Mini衛星を打ち上げる準備を進めており、ブロードバンド衛星群に向けた高頻度展開をさらに重ねようとしている。Spaceflight Nowによると、Starlink 17-27ミッションの離昇は4月14日午後9時29分49秒PDTに予定されており、これは4月15日午前12時29分49秒EDT、04時29分49秒UTCに相当する。
ミッションはSpace Launch Complex 4 Eastから、カリフォルニア海岸に沿って南下する軌道で飛行し、258×246キロメートル、傾斜角97度の軌道を目指す。このプロファイルは、カバレッジ拡大とネットワーク容量の補充を目的としたStarlink展開で一般的に使われる高傾斜軌道にペイロードを投入するものだ。
紙の上では、また一つのStarlink打ち上げは日常的に見えるかもしれない。だが実際には、各ミッションが、再使用ロケット、標準化された運用、そして衛星群規模の展開を軸にSpaceXが築いた産業的な回転速度を示し続けている。この飛行は同社にとって今年46回目のFalcon 9打ち上げとされており、歴史的な打ち上げ業界の基準から見れば異例のペースであり、商業宇宙輸送が偶発的なイベントから持続的な運用へ移行したことを示している。
再使用は今も打ち上げシステムの中核
今回のミッションに割り当てられた第1段ブースターB1082は、21回目の飛行となる予定だ。この数字だけでも、現代の打ち上げにおける最も重要な変化の一つを物語っている。かつて消耗品として扱われていた機体が、いまでは運用中のネットワーク構築ミッションを含め、繰り返し飛行することを前提にしているのだ。
Spaceflight Nowによれば、B1082は2024年1月にSpaceXのフリートに加わり、これまでに17回のStarlink輸送を含む複数のミッションを支援してきたほか、USSF-62、OneWeb Launch 20、NROL-145にも参加している。再使用記録が重要なのは、工学的な到達点であるだけでなく、ビジネス上のシグナルでもあるからだ。SpaceXは、ブースターが商業、政府、国家安全保障の各用途を横断しながら、なお高密度の飛行スケジュールを支えられることを示している。
離昇から約8分後、ブースターは太平洋上のドローン船Of Course I Still Love Youへの着船を試みる見込みだ。頻繁に打ち上げを追う人々にとって、この回収段階はおなじみになっているが、同社の経済性にとっては依然として不可欠だ。着船成功の積み重ねは、ブースターを高頻度で飛ばし、打ち上げコストを抑えつつミッションの供給力を高めるという、より大きな戦略を支えている。
とりわけStarlinkに関しては、このモデルによってSpaceXは打ち上げ事業者であると同時に衛星群の運用者でもいられる。外部の打ち上げ需要を待ってロケットの正当性を示すのではなく、自社の打ち上げ能力を使って通信ネットワークを急速に拡大しているのだ。


