Bluesky の次の実験は、会話によるフィード作成
Bluesky は、新しい Attie というツールを使って、ソーシャルネットワーキングの枠を超え、AI支援のプロダクト設計へと領域を広げている。このアシスタントは、最高イノベーション責任者の Jay Graber と Bluesky の新しい Exploration チームによって作られ、コードではなく自然言語のプロンプトでカスタムフィードを作成できるようにすることを目的としている。
Engadget が伝えた発表によると、ユーザーは電子音楽、実験的なサウンド、あるいは agent インフラやオープンプロトコル設計に取り組む開発者といった内容を指定してフィードを依頼できる。狙いは、フィード作成を技術的な作業ではなく、会話的な体験に変えることだ。
AT Protocol 上のエージェンティックなソーシャルアプリ
Graber は Attie を、Bluesky の基盤である同じオープンソースの AT Protocol 上に構築された「エージェンティックなソーシャルアプリ」と表現している。これは重要だ。Bluesky は一貫して、自社を単一のソーシャルプロダクトとしてだけでなく、より広いオープンなネットワークアーキテクチャの一部として位置づけてきたからだ。Attie は、そのプロトコルを発見とキュレーションのツールの基盤として使うことで、その考えを拡張している。
同社はこのアシスタントをあくまで任意利用として位置づけることにも慎重だ。Attie は Bluesky とは別のアプリであり、使いたくないユーザーは利用する必要がない。それでも、両製品が同じフレームワーク上で構築されているため、今回の公開は、フィード作成、レコメンド、アプリ間の振る舞いが AT Protocol エコシステム全体でより密接に結びつく未来を示唆している。
フィード作成が重要な理由
カスタムフィードは Bluesky の最も特徴的な機能の一つだが、設定やコード化の方法が分からないユーザーにとっては障壁にもなる。Attie はその障壁を下げることを狙っている。意図どおりに動けば、Bluesky の最も強力な機能の一つを、はるかに多くのユーザーが利用できるようになる可能性がある。
これは重要なプロダクト判断だ。多くのソーシャルプラットフォームがアルゴリズムの選択について語る一方で、ユーザーが見たいものを直接形作るためのツールを提供する例は少ない。Bluesky の Attie における提案は、人々が自分の関心を日常的な言葉で説明し、その見返りとして自分向けに調整されたフィードを受け取れるべきだというものだ。
AI がソーシャルインフラの別の層に入る
今回の発表は、AI アシスタントが従来のチャット用途以外のインターフェース層にどれだけ速く適用されているかも示している。ここでのアシスタントは、主に質問に答えたり、テキストを生成したりするものではない。ソーシャルシステム内で設定タスクを実行し、意図を実際に動くフィードへと変換している。
Attie は現在、招待制のクローズドベータ段階にあり、関心のあるユーザー向けのウェイトリストが公開されている。この限定的な展開は、Bluesky が技術面と製品適合の両方をまだ検証していることを示している。それでも方向性は明確だ。同社は AI をコンテンツツールとしてだけでなく、オープンなソーシャルインフラ上で個別化された体験を構築する際の摩擦を下げる手段としても見ている。
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Originally published on engadget.com



