海兵隊はCH-53Kをより運用色の強い段階へ移している
米海兵隊は、CH-53K King Stallionへの長い移行をより自信を持って進めている姿勢を示しており、この重輸送ヘリコプターは初の実戦配備に近づき、今後数年でより広範な生産拡大も見込まれている。計画担当者によると、第26海兵遠征部隊とともに同機を洋上へ送る予定は、機体そのものにとっての節目であるだけでなく、海兵隊がCH-53Kを将来の重輸送部隊の中核として扱い始めていることを示すものでもある。
この変化が重要なのは、CH-53Kが長らく老朽化したCH-53E Super Stallionの後継機として位置づけられ、MH-53Eの任務系統とも並び立つ存在として語られてきたからだ。ワシントンD.C.で開かれたModern Day Marine会議で、海兵隊プログラム担当のKate Fleeger大佐は、既存のCH-53EとMH-53Eの部隊はいまも健全で実用的だと説明しつつ、組織の焦点はすでに新しい機体へ移っていると明言した。
海兵隊のメッセージは、King Stallionがもはや単なる開発上の約束ではないということだ。より多くの飛行隊、より多い訓練活動、より明確な生産の見通しに支えられ、ますます定着した艦隊資産になりつつある。
現在の機体の状況
海兵隊の更新によると、現在4個飛行隊がCH-53Kを保有している。最初の艦隊飛行隊として位置づけられるMarine Heavy Helicopter Squadron 461は、すでに同機で完全装備されている。訓練飛行隊のHMHT-302も複数のCH-53Kを受領しており、旧Echo型から新しいKilo型への移行期間中は、2機種併用の訓練部隊として継続する見込みだ。
このヘリコプターは、パタクセント・リバーのHX-21開発試験部門や、アリゾナ州ユマの運用試験飛行隊VMX-1にも配備されている。こうした配置は、艦隊運用、訓練、試験作業を同時に進めるプログラムであることを示しており、通常は、導入段階から日常運用へ移る成熟プラットフォームに見られる姿だ。
とりわけ重要なのは実戦展開だ。第26海兵遠征部隊とともに洋上へ向かうことで、CH-53Kは海兵隊が最も重視する遠征環境に置かれる。そこでは、実際の条件下で揚力、信頼性、支援性が重要になる。



