レイダーを捉えた珍しい角度
ノースロップ・グラマンが新たに公開した画像により、米空軍の次世代ステルス爆撃機B-21レイダーの完全な俯瞰図が、初期の空中給油試験中に初めて明らかになった。画像には、エドワーズ空軍基地の給油機の後方で、接触前の位置を取るB-21試験機1号機「Cerberus」が写っている。厳しく制御された視点しか公開されてこなかった計画にとって、この写真が注目されるのは新しいからだけではない。この角度が、爆撃機の全体的な平面形と低被探知設計の優先事項を明らかにしているからだ。
先進ステルス機の画像が厳重に管理されるのには理由がある。機体形状、エッジや排気の処理、上面の幾何学は、レーダーや赤外線の特徴に影響する。B-21については、機体上面や後方側面を部分的にでも見られる機会はきわめて少なかった。今回の公開は、レイダーがそれを補完し、やがて置き換える予定のB-2スピリットとどう違うのかを理解するうえで、分析者や観察者にとって非常に有用な手がかりとなる。
画像が示唆すること
真上からの視点は、これまでにも指摘されてきた点をあらためて示している。それは上空から見るとより分かりやすい。B-21はB-2より小型だが、その形状は高高度での長距離効率に最適化されているように見える。広い全翼機の構成は見慣れたものだが、新しい写真で見える輪郭は、機動のための低抵抗化と、任務に不可欠な低被探知性の維持を両立させるために洗練された配置を示しているようだ。
この公開が重要なのは、爆撃機の排気部の最初期の明瞭な視認の一つを提供しているからでもある。排気処理は、赤外線シグネチャーの管理だけでなく、機体後方の探知・追跡のされ方にも影響するため重要だ。これまで公開画像でレイダーのこの部分が示されたことはほとんどなかったため、限定的な視界でも、ノースロップ・グラマンが航続距離、生存性、整備性の間でどうバランスを取っているのかを理解する大きな手がかりになる。
The War Zoneは、入手可能な画像と航跡の挙動が、B-2の4発配置ではなく双発構成と整合しているように見えると指摘している。これは提供資料における正式な確認ではなく分析上の結論にとどまるが、爆撃機をめぐる設計思想と一致する。つまり、比較的小型の機体に大量の内部燃料を搭載して航続距離を最大化し、単純なサイズではなく効率に依拠するという考え方だ。


